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放課後等デイサービス リボンの発達支援プログラム

(事業所基本情報)
① 事業所名    放課後等デイサービス リボン
② 更新年月日   2024年7月8日


③ 事業所の理念
  サービスを利用する障がい児(以下「利用児」という)と保護者の立場に立ち、利用児の意思及び人格を尊

   重し、適切なサービスの提供をおこないます。

④ 支援方針
 ア 利用児の身体及び精神の状況並びにその置かれている環境に応じて、利用児の生活能力の向上のために必

      要な支援を行い、また、社会との交流を図ることができるよう、適切かつ効果的な指導をおこないます。
 イ 利用児の所属する学校や他の障がい児通所支援事業者、障がい児相談支援事業者、その他の福祉サービス

  を提供する者との密接な連携に努めます。
 ウ 利用児の必要な時に必要なサービスの提供ができるよう努めます。
 エ 関係法令等を遵守し、サービスを実施します。

⑤ 営業日・営業時間・サービス提供時間
 ア 営業日 :  月曜日から土曜日
          ただし国民の祝日、12月29日から1月3日まではお休みします。
 イ 営業時間 : 9時から18時まで

 ウ サービス提供時間 
          月曜日から金曜日    14時から17時まで
          土曜日及び学校休業日   9時から17時まで

 

⑥ 送迎実施の有無
  学校及びご自宅への送迎を実施しています。

 

 

(リボンの支援内容)
⑦ 利用児本人支援の内容と5領域の関連性
 ◎ 放課後等デイサービス「リボン」では、利用者定員10人に対し、管理者1人、スタッフ7人の計8人の

  体制で利用者様の支援を行なっています。スタッフ7人のうち2人が児童指導員、3人が保育士です。
 ◎ 「リボン」では、東京からABA(応用行動分析)による療育を行なっている専門家を、また大阪から

  PECS(絵カード交換コミュニケーションシステム)の実践者を招いて学びました。

   これらを基に、さらにスタッフは県外の研修を受講して各種資格を取得しています。
 ◎ 「リボン」では、利用児さんが生活しやすいように環境を整えたり、タブレットや分かりやすい絵カード

  を用いるなど、利用者さんに寄り添った支援をしています。
 ◎ 「リボン」では、ABAの考え方を基本とし、次の技術を用いて利用者様の支援を行っています。
  ア 発達支援コーチ(資格者3人) 
    「発達支援コーチ」は、子どもたちの発達段階に合わせて個別のサポートを提供する専門家です。子ど

   もたちの成長を促し、発達の課題を克服するための活動を実践します。具体的なプログラムやアクティビ

   ティを通じて、子どもたちのスキルや能力を向上させています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 イ PECS (絵カード交換コミュニケーションシステム)(資格者2人)
    PECSは、非言語的なコミュニケーションをサポートするための方法です。

        絵カードを支援者が子どもたちに指示をするための道具として使用するのではなく、子どもが自発的に

   意思疎通を行うために使うことで、コミュニケーションスキルを向上させます。

    PECSは、言語障害や自閉症スペクトラム障害を持つ子どもたちに効果的です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

               PECS®の6つのフェーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ウ 強度行動障害支援者(資格者4人)
    強度行動障害支援者は、子どもたちの行動課題に対処するための専門家です。行動分析技術を用いて、

   問題行動の原因を特定し、適切な介入を行います。強度行動障害を持つ子どもたちの安全と幸福をサポー

   トする役割を果たしています。


  エ SST(ソーシャルスキルトレーニング)(資格者1人)
    子どもが園や学校で「周りの子どもとコミュニケーションを取ることが苦手」「かんしゃくを起こして

   しまう」という、対人関係での困りごとがある方もいるのではないでしょうか。そういった子どもの対人

   関係を円滑にするためのトレーニングとして、「SST(ソーシャルスキルトレーニング)」があります。

    SSTでは対人関係などで状況に応じた適切な振る舞いや、子どもが社会生活を営んでいくために必要

   なスキルを養っていくことができます。


 ◎ 「リボン」は、2018年に宮崎県の助成を受けて、独自に子どもとの良好なコミュニケーションについ

  て学習を重ね、「子どもとのコミュニケーションを楽しみませんか」というテキストをまとめました。この

  テキストは現在、宮崎県の「体罰等によらない子育てを広げよう」研修の読本として使用されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 ◎ 「リボン」は、工作、運動などを集団活動として取り入れています。手先の発達や創造力を育む、絵本の

  世界や言葉を楽しみ情緒や語彙を豊かにする、体を動かし運動機能を高める。それだけではありません。全

  て、お友達と一緒に行うことで、助けあったり、共にやり遂げる喜びを感じ、共感性や協調性を高めること

  に繋がります。


 ◎ 「リボン」は、これらの専門性を基に、下記のように、利用者様の支援を行なっています。
  ア 個別支援計画の作成:
    発達の5領域(心身の健康などに関する領域= 「健康・生活」 「運動・感覚」「認知・行動」「言語・

   コミュニケーション」「人間関係・社会性」)を意識して利用者のニーズに合わせて、個別支援計画を作

   成します。これに基づいて、放課後等デイサービスで提供される支援を行なっています。
  イ 利用者の自立支援:
   •「リボン」は、授業終了後や夏休み等に、日常生活で必要な自立につながる活動や交流を提供します。
   •「リボン」は、利用者さんの自発を尊重しています。自分で食べたいおやつを選んだり、自分でお弁当を

   選んでお買い物をするなど自立した生活につながる支援を行なっています。

 

⑧ 家族支援(きょうだいへの支援も含む。)の内容
  「リボン」は、保護者に対しても支援を行います。年齢とともに変化する発達課題や思春期の課題等を乗り

 越えるために、保護者からの相談への対応を通じて、保護者の育児力をサポートし、子どもの発達に好ましい

 影響を与える支援を行なっています。

⑨ 移行支援の内容
  障がいの有無にかかわらず、全ての子どもたちが共に成長できるように、学校等との連携を図りながら、就

 学・進学時における支援の連続性の確保や、学校卒業後の生活に向けた成人期への移行を意識した取り組みを

 おこなっています。

⑩ 地域支援・地域連携
 ・宮崎市かのう児童センター運営委員として運営委員会への参加
 ・清武地区母子地域ケア会議への参加
 ・清武地区(清武中・加納中)特別支援教育連絡会への参加
 ・赤江中学校区特別支援教育連絡会への参加

⑪ 職員の質の向上に資する取組
 ◎ 「リボン」では、提供する支援の質を確保するため、事業所内研修の実施や、外部研修への派遣等、職員

  の質の向上に資する取組をおこなっています。
  ア 2024年に実施した事業所内研修
   ・4月22日  発達障がいの理解と支援の心構え
   ・4月30日  愛着障がいの理解と対応
   ・5月 7日  効果的なコミュニケーション
   ・5月12日  ABA応用行動分析、PECS、TEACCHって何?
   ・5月21日  ABAを理解して使おう
   ・5月29日  ABAを使おう
   ・6月 3日  ABAを使おう2
   ・6月10日  5領域を意識したリボンの支援プラン
   ・6月17日  子どもとのコミュニケーションを楽しみましょう
   ・6月20日  大人のための発達障がい 理解と対応のヒント
   ・6月24日  リボンの活動とねらい


  イ 2023年、2024年に参加した外部研修
   ・発達支援コーチ初級講座  2名
   ・強度行動障害支援者養成研修  2名
   ・宮崎県障がい者虐待防止・権利擁護研修(管理者コース) 1名

⑫ 主な行事等
  毎月、季節に応じた工作などを利用者様に経験して、季節感を実感していただきます。特に、ハロウィンパ

 ーティーに向けて、スタッフと利用者様が各自コスチュームを自作するのを、みんな楽しみにしてくれていま

 す。クリスマス会では、スタッフと利用者様が持ち寄ったプレゼント交換で盛り上がります。
  夏休みには、サンルームや庭でのプール遊び、河川や大型プールでの水遊びが楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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